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エレキギターやベースといえば、アンプと沢山のエフェクターを用意して音作りをしていくものです。
しかしながら、技術の進歩による音質の向上に伴い、Herix や KEMPER、AXE-FX
などの高品位なマルチエフェクトプロセッサーを選択するユーザも増えてきました。
マルチエフェクトプロセッサー各機種にそれぞれ特徴があり、高価であることも相まって、どのモデルを選択するかは悩みの種です。
今回は、私が所有している Line 6 Helix Rack
について、その特徴とおススメしたい点を紹介していきます。
Herix Rack
Helix シリーズは、Line 6
が開発したプロスペックのマルチエフェクトプロセッサーです。
Helix Rack
はそのフラグシップモデルのラックタイプであり、操作性の高い大型ディスプレイを搭載しています。
エレキギターのみならずベースにも対応しており、豊富なアンプモデリングとエフェクトを備えています。
さらに、スタジオでもステージでも活躍する豊富な入出力を有し、エレキギターシステムのマスターコントロールとして機能します。
パワフルな DSP パワーを駆使した HX
モデリングエンジンを搭載する、プロスペック・ギタープロセッサー「Helix」のラックバージョンです。チューブアンプのサウンド的な特徴だけでなく、ダイナミックなフィーリングまでも正確に再現。実際にアンプを操作しているかのようなサウンド変化を感じながら、直感的な操作でサウンドメイキングが可能です。
豊富なアンプモデリングとエフェクト
アンプモデリング
Helix
は、名機と呼ばれる数多くのアンプモデリングを使用することができます。
自然な倍音やコンプレッション、モジュレーション、またいくつかのアンプで得られる粘り感、そして強烈なゲインやブレイクアップ感など、名機に見られる独特の特性を再現しています。
エフェクト
Helix は、エフェクトの豊富さも魅力です。
Line 6
が長年培ってきたデジタル技術によるエフェクトの質の高さは、競合他社のマルチエフェクトプロセッサーのエフェクトを凌ぎます。
エフェクトを重視するユーザには、Helix シリーズをおススメします。
高い DSP 性能
Helix
シリーズは多くのアンプモデリングとエフェクトを搭載していますが、機種によってその同時使用数は異なります。
Herix Rack は、高い DSP (Digital Signal Processor)
性能を有し、同シリーズ最高峰の最大 32 の同時使用が可能です。
様々なアンプやキャビネット、エフェクトを組み合わせることで、多彩なトーンを実現することができます。
高い操作性
Helix シリーズを操作する場合、Helix Rack
に限らず最も操作性が高い方法は、PC (Personal Computer) と接続して HX Edit
を使う方法ですが、やはりスタンドアローン状態での操作性も重要です。
Helix Rack は、6.2 インチの大型 LCD
ディスプレイと多数のノブを備えており、HX Edit に匹敵する操作性を有します。
直感的な操作で、求めるサウンドを瞬時に作ることができます。
豊富な入出力端子
Helix Rack
は豊富な入力端子を備え、お気に入りのアンプやペダル、その他のハードウェアを簡単にシステムに統合し、シームレスでハイブリッドな環境を構築することが可能です。
MIDI I/O はもちろん、AES/EBU デジタル I/O、Wordclock、Ext
Amp、最大3台のエクスプレッションペダルにより、どんな規模のギターシステムにも対応できます。
こんなユーザにおススメ
Helix Rack
の購入をおススメしたいユーザは、下記に当てはまる方が該当すると思います。
実機アンプと併用したいユーザ
Helix Rack には EXT AMP
端子が搭載されており、普段から使用しているアンプのチャンネルの切り替えや、リバーブのオン・オフ操作が可能です。
TS 又は TRS
ケーブルで操作するタイプのアンプに対応しており、大多数のアンプに対応しています。
また、CV OUT
をエフェクターなどのエクスプレッションペダル入力などに接続することで、エフェクトの効き具合を
Helix Rack から操作することが可能です。
EXT AMP と CV OUT
の操作パラメータは各パッチとスナップショットに記録することができ、ほかのエフェクトと合わせて瞬時にアンプの設定を切り替えることが可能です。
これにより、Helix Rack
一台でエフェクトシステムを完全にコントロールすることができます。
多彩なルーティングを組みたいユーザ
Helix
シリーズが他のマルチエフェクトプロセッサーに勝っている点として、ルーティングの自由度が挙げられます。
並列ルーティングはもちろん、その際のバランスやクロスオーバー設定、スレッショルド設定まで行うことが可能です。
クロスオーバー設定
クロスオーバー設定を行うことで、周波数によって信号が通るルートを選択することができます。
例えば、高い周波数のみに歪みエフェクターを掛けることで、原音感をしっかりと保ったまま音を歪ませることができます。
ベーシストとしては、ギターアンプベースアンプを併用するバイアンプシステムを簡単に実現することができます。
スレッショルド設定
スレッショルド設定を行うことで、音の強さによって信号が通るルートを選択することができます。
例えば、強い音にのみコンプレッションを掛けることで、原音感をしっかりと保ったまま強い音を圧縮することができます。
機材を一か所にまとめたいユーザ
Helix Rack は、機材を一か所にまとめたいユーザにおススメです。
4 系統の SEND AND RETURN と、EXT AMP と CV OUT
により、手持ちのアンプとエフェクターを完全に制御することが可能です。
そのため、Herix Rack
の周辺に機材をまとめておくことができ、非常にすっきりとした機材構成と配線を実現することができます。
ステージ上で機材を一か所にまとめたい方、DTM (Desk Top Music)
中心で部屋の機材を一か所にまとめたい方におススメできます。
Herix Rack のコントロールは、Helix Control で行うことが一般的ですが、市販の
Midi 機器でも制御することができます。
私は MIDI Commander と WIDI Master を使うことで、完全ワイヤレス状態でHerix
Rack をコントロールしています。
MIDI Captain はシンプルな MIDI
スイッチャーではなくお持ちの機材と組み合わせてより快適なプレイを可能にする
MIDI コントローラーです。プログラムチェンジ (PC)、コンティニュアルチェンジ
(CC)、ノートコマンドなどの信号が送信可能、マルチエフェクターはもちろん
KEMPER、Fractal などのマルチアンプの操作がより快適にご使用頂けます。
Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) 準拠のワイヤレス MIDI アダプター MMA (MIDI
Manufacturers Association)
によって承認された新しいワイヤレス規格、Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) 準拠の
WIDI Master は、まさに「バーチャル MIDI
ケーブル」と呼べる便利なツールです。この規格によって、コンピューターがなくても、ケーブルがなくても、多くの対応した
MIDI デバイスを Bluetooth を介し接続することが可能になりました。
最後に
今回は、私が所有している Line 6 Helix Rack について、その特徴とおススメしたい点を紹介させて頂きました。
Herix Rack は、豊富なアンプモデリングとエフェクト、スタジオでもステージでも活躍する豊富な入出力を有し、エレキギターシステムのマスターコントロールとして機能することができます。
マルチエフェクトプロセッサーでお悩みの方は、ぜひ検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
パワフルな DSP パワーを駆使した HX
モデリングエンジンを搭載する、プロスペック・ギタープロセッサー「Helix」のラックバージョンです。チューブアンプのサウンド的な特徴だけでなく、ダイナミックなフィーリングまでも正確に再現。実際にアンプを操作しているかのようなサウンド変化を感じながら、直感的な操作でサウンドメイキングが可能です。
MIDI Captain はシンプルな MIDI
スイッチャーではなくお持ちの機材と組み合わせてより快適なプレイを可能にする
MIDI コントローラーです。プログラムチェンジ (PC)、コンティニュアルチェンジ
(CC)、ノートコマンドなどの信号が送信可能、マルチエフェクターはもちろん
KEMPER、Fractal などのマルチアンプの操作がより快適にご使用頂けます。
Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) 準拠のワイヤレス MIDI アダプター MMA (MIDI
Manufacturers Association)
によって承認された新しいワイヤレス規格、Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) 準拠の
WIDI Master は、まさに「バーチャル MIDI
ケーブル」と呼べる便利なツールです。この規格によって、コンピューターがなくても、ケーブルがなくても、多くの対応した
MIDI デバイスを Bluetooth を介し接続することが可能になりました。
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