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Adobe のエントリー向けの写真・動画編集ソフトである、Photoshop Elements 2025 と Premiere Elements 2025 が発売されました。
毎年 9 月から 10 月にかけて最新版が発売されていますが、今年は 10 月 2 日の発売となりました。
これらのアップデートは、プログラムの改善と創造的な新機能が組み合わされたものです。
改めて、Adobe Photoshop Elements と Premiere Elements について紹介していきます。
Photoshop Elements & Premiere Elements 2025
Photoshop Elements と Premiere Elements は、Adobe のエントリー向けの写真・動画編集ソフトです。
AI、自動化、デザインが一新された使いやすい編集インターフェイスにより、写真やビデオの編集を容易に行うことができ、基本的な補正から大胆な加工まで幅広く行うことができます。
フルパッケージの Photoshop とPremiere と比較して機能制限はありますが、使いやすいインターフェイスとなっており、スモールビジネスや家庭レベルの写真・動画編集であればフルパッケージのより Elements をお薦めします。
もちろん、Photoshop Elements、Premiere Elements それぞれ単体での購入も可能です。
注意点としては、Elements 2024 まではサブスクリプション料金不要で使用可能な期限は設けられていませんでしたが、Elements 2025 からは 3 年間の有効期限が設けられています。
Photoshop Elements 2025
Adobe Photoshop Elements 2025 引用元: Adobe Inc. |
オブジェクトをブラシで簡単に取り除く
AIを搭載した新しい削除ツールとオブジェクト削除ガイド付き編集機能を使って、わずか数秒であらゆるものを消すことができます。
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正確なコントロールにより、リアルな被写界深度を追加する
フォーカルポイントを選択すれば、AIを搭載した新しい焦点範囲フィルターによって、必要な場所に自動的にぼかしが追加されます。
その後、ぼかしの強さ、焦点距離、焦点範囲などの詳細を調整し、パーフェクトな仕上げにすることができます。
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特定のオブジェクトのカラーを変更
自動選択ツールを使って変更対象を選択し、新しいカラーを選んで、自分のスタイルに合わせて調整するだけ、特定のオブジェクトのカラーを変更することができます。
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Premiere Elements 2025
Adobe Premiere Elements 2025 引用元: Adobe Inc. |
被写体を中心にフレームを自動変更
アクションの最も重要な部分をフレーム内に収めながら、ソーシャルメディア用に簡単にサイズ変更できます。
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粗いビデオを改善
暗いところでビデオを撮影した光量不足で粗い映像も、ドラッグ&ドロップするだけでノイズ軽減エフェクトを適用でき、クリアにすることができます。
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見せたいシーンだけ残してあとは削除
スマートトリミングを使えば、ビデオのスタイルにもとづきベストシーンのみを自動的に選んで編集できます。
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効果をリアルタイム表示
GPU高速処理によりパフォーマンスが向上し、事前レンダリングなしで多数のエフェクトを高品質に再生できます。
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Elements のいいところ
私はフルパッケージの Photoshop と Premiere を使っていたこともありますが、今は Elements のみに落ち着いています。
Elements のいいところをいくつか紹介していきます。
シンプルな操作性
フルパッケージと比較すると Elements はできることは確かに少ないですが、シンプルな操作性となっており、直感的に使用することができます。
Photoshop Elements: 複数ファイルのバッチ処理
Photoshop Elements の複数ファイルのバッチ処理機能はフルパッケージを上回る使い勝手を備えており、非常に使いやすく仕上がっています。
ファイルの名称変更、画像のリサイズ、画像変換、クイック補正、ウォータマークの付与までワンストップで実行することができます。
Photoshop Elements は複数ファイルのバッチ処理能力が高い |
Photoshop Elements: フォトコラージュ
Photoshop Elements は、いくつかのテンプレートの中から自動的に最適なスタイルを選択し、ワンクリックでフォトコラージュを作成することができます。
Photoshop Elements はフォトコラージュをワンクリックで作成可能 |
フルパッケージの Photoshop ではよりクオリティの高いフォトコラージュを作成することができますが、操作が煩雑で時間がかかってしまうため、サムネイル作成程度であれば Elements の方が使いやすいです。
ランニングコストが抑えられる
フルパッケージと比較すると Elements はランニングコストを抑えることができます。
フルパッケージと Elements のランニングコスト比較
フルパッケージの Photoshop と Premiere はそれぞれ 34,680 円となっており、両方とも使用していく場合、年間合計 69,360 円ものコストがかかります。
しかも、フルパッケージ版はサブスクリプション契約であるため、毎年必ず費用負担が発生します。
一方 Photoshop Elements と Premiere Elements は、両方合わせて 27,280 円となっており、非常にお求め安くなっています。
もちろん、どちらか一方のみであれば 19,580 円で購入することもできます。
しかも、一度購入すれば 3 年間使用する権利を得ることができます。
アップグレード版はさらにお得
Photoshop Elements & Premiere Elements のアップグレード版の価格は 20,680 円であり、翌年度以降のランニングコストはさらに抑えることができます。
Elements のアップグレード版は非常に低価格で魅力的 |
また、アップグレード元のバージョンに制限が設けられていないため、数年前のバージョンの Elements を持っていればアップグレード版価格が適用されます。
私もランニングコストを抑制するために、Elements のバージョンアップは 2 年毎にしています。
2 年毎くらいの期間でアップグレードしておけば、ソフト的にも問題なく動き、機能的に充分であるため困ることはありません。
最後に
今回は、Adobe のエントリー向けの写真・動画編集ソフトである、Photoshop Elements 2025 と Premiere Elements 2025 を紹介させて頂きました。
フルパッケージの Photoshop と Premiere から制限された機能はあるものの、Elements はシンプルで使い勝手の良く仕上がっているため、用途によっては Elements を選択した方が作業効率が高いです。
また、ランニングコストも抑えられるため、スモールビジネスやご家庭での使用でも負担になりにくくなっています。
写真や動画編集ソフトをお探しの方は、ぜひ検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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