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エレキギターやベースにおいて、必要不可欠な部品にブリッジがあります。
ブリッジは弦振動をボディ側で支える重要な役割を担っており、その素材や構造は音にも多大な影響をもたらします。
さらに、ブリッジが果たすべき役割の中で最も大きなものに、調整があります。
調整項目は弦高やオクターブ調整であり、演奏性に直結する項目であるため、非常に重要な役割であるということができます。
今回は、トップクラスの調整力を誇る BABICZ の
Full Contact Hardware (FCH) Bridge を紹介していきます。
FCH Bridge
BABICZ FCH Bridge |
FHC Bridge は、ギターメーカである Steinberger にて活躍していた Jeff Babicz
氏と Jeff Carano 氏によって設立されたブランド、BABICZ のブリッジです。
トップレベルの調整能力と調整保持力を有しており、高い演奏性を提供してくれます。
また、通常のブリッジと比較して圧倒的な接地面積を誇り、サスティーンと音質向上も期待できます。
FCH
のサドルは弦高に関係なく、常にサドル底面がベースプレートが密着しています。2本のイモネジだけで支えるサドルと比較すると、50倍の接触面積を誇り、弦振動をダイレクトにボディに伝えます。
高い調整力
FCH Bridge は eCAM サドルにより高い調整力を誇る |
FCH Bridge 最大の特徴は、eCAM サドルによる調整力の高さです。
eCAM が回転することで、無段階に弦高を調整できます。
通常のブリッジのように 2
本のイモネジのバランスを気にするようなこともなく、弦高調整に集中できます。
オクターブ調整に関しても、サドルベース底面が面当たりしながら移動していくため、調整中も安定しています。
高い調整保持力
FCH Bridge のもうひとつの特徴に、調整保持力の高さが挙げられます。
弦高を調整する eCAM
を固定する弦高ロック機能が搭載されており、長期間演奏性を保つことができます。
また、サドルの前後位置をロックするサドルハウジングロック機能が搭載されており、オクターブチューニングを施した後、ピッチを長期に渡り適切に保持できます。
FCH Bridge は調整を保持する能力も高い |
簡単な取り付け
FCH Bridge は様々なタイプのラインナップを有し取り付けも簡単 |
FCH Bridge
は主要なエレキギターやベースに適応するブリッジラインナップを有しています。
自身の所有する楽器に合わせて適切なブリッジを選択すれば、無加工で取り付けることが可能です。
サウンド
サウンドは人により感じ方に差がありますが、私としては立ち上がりが早めでスッキリと整理された音だと感じました。
もちろん、FCH Bridge
の売りである、サスティーンの長さも感じられます。
非常に好みの音色なので、可能な限り所有している楽器に搭載しています。
また、弦が載る eCAM
部分のみ別素材に交換することが可能なので、好みの素材がある方は交換してみると良いでしょう。
最後に
FCH Bridge は見た目もよく元の楽器の魅力を損なわない |
今回は、トップクラスの調整力を誇る BABICZ の
FCH Bridge を紹介させて頂きました。
FCH Bridge
は、トップレベルの調整力と調整保持力を併せ持つブリッジなので、演奏性とピッチの安定性を提供してくれます。
ブリッジの載せ替えを考えている方は、ぜひ一度検討してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
FCH
のサドルは弦高に関係なく、常にサドル底面がベースプレートが密着しています。2本のイモネジだけで支えるサドルと比較すると、50倍の接触面積を誇り、弦振動をダイレクトにボディに伝えます。
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