エレキベースを弾いていると、その楽器の特性上エフェクターを使う場面が多くなってきます。
しかし、様々な音色のエフェクターを揃えるとなると、それなりのお金とスペースが必要になります。
そんな状況を解決してくれるのが、一台で様々な音色をカバーできるマルチエフェクターです。
今回は、安価で質の高い音色を有しているマルチエフェクター、ZOOM B1 FOUR
を紹介していきます。
ZOOM B1 FOUR
ZOOM B1 FOUR |
B1 FOURは、ベース用のエフェクトを 70
種類以上搭載したコンパクトなマルチエフェクターです。
さらに、ドラムマシンやルーパー、チューナーなども内蔵しており、ベーシストにとって便利な機能が満載されています。
AC アダプターまたは USB ケーブルで電源供給ができるほか、電池駆動も可能で単三電池 4 本で約 18 時間の連続使用が可能です。
サイズは約 156 × 130 × 42 mm で重さは約 340 g で、軽量コンパクトなので持ち運びも楽々です。
これだけのエフェクト、機能を内蔵していながら価格は 10,000
円程度に抑えられており、コストパフォーマンスに優れたマルチエフェクターとなっています。
話題のベース用マルチエフェクター。70
を超えるエフェクト・アンプモデルに加え、ドラムマシン、ルーパーなど画期的な機能が満載。ギグバッグのサイドポケットに納まるコンパクト設計ながら、無限の可能性を秘めたベース用マルチです。
豊富なエフェクト
B1 FOUR は豊富なエフェクトを備える |
B1 FOUR
は、ベースで使用されることの多いベーシックなエフェクトのみならず、オクターバーやベースシンセ、ファズなど、トラディショナルからブティックまで
60 種類以上のエフェクトを内蔵しており、様々なシーンで活躍できます。
また、Fender、Ampeg、Aguilar など、9 種類のアンプモデルを搭載し、IR (Impulse
Response) を用いたキャビネットと併せて使用することもできます。
豊富なエフェクトを備えていることから、初心者がエフェクターを勉強する際にも、スタジオやライブハウスを軽装で渡り歩く際にも幅広く活躍してくれます。
Guitar Lab 対応
ZOOM B1 FOUR Guitar Lab に対応している 引用元: ZOOM CORPORATION |
B1 FOUR は Guitar Lab に対応しており、実機同様のグラフィカルな UI
でエフェクトおよびパッチの編集、並び替え、バックアップ作業を PC
上でワンストップで行うことができます。
B1 FOUR
は小さいながらも工夫が凝らされたディスプレイを備え、単体でも操作性は決して悪くはないですが、PC
の大画面の操作性は圧倒的です。
豊富な便利機能
B1 FOURは、ドラムマシンやルーパー、チューナー、AUX IN
などを内蔵しています。
そのため、自宅や出先でのちょっとした練習にも力を発揮します。
たった 1 台で練習環境を整えることができる B1 FOUR は、どのレベルのユーザも
1 台持っていて損はないマルチエフェクターです。
競合との比較
B1 FOUR
の導入を検討するうえで、やはり他のマルチエフェクターとの違いは気になります。
参考までに、私が使ったことのあるマルチエフェクターとの比較を挙げておきます。
ZOOM MS-60B との比較
ZOOM MS-60B |
MS-60B は、ZOOM
のコンパクトエフェクターサイズのマルチエフェクターで、非常に人気があります。
入っているエフェクト数は、B1 FOUR よりも多い 142 種類です。
金属製の丈夫な筐体で囲われており、エフェクトボードに組み込んで使用しているプロの方も多くいらっしゃいます。
しかし、ドラムマシンや AUX IN
を備えていないため、単体で練習環境を整えるにはいささか力不足です。
そのため、マルチエフェクター 1 台で練習環境を構築したい方には、B1 FOUR
をおススメします。
52 エフェクト・6 アンプモデル搭載のベース用マルチストンプ MS-60B。1
台でロック、ジャズ、フュージョン、ファンク、ソウル、レゲエなど、あらゆるジャンルのベースサウンドに対応する充実のラインナップを取り揃えています。
LINE6 HX STOMP との比較
LINE6 HX STOMP |
HX STOMP は、LINE6 の高品位なマルチエフェクターです。
同社のフラグシップモデル Helix
プロセッサーと同じハイクオリティでリアルなプロフェッショナルグレードのサウンドが特徴です。
また、豊富な入出力端子を備えており、ルーティングの自由度はマルチエフェクター中で最も高くなっています。
しかし、格価格は性能に見合った 9 万円程度に設定されており、非常に高価です。
一方、ZOOM B1 FOUR の価格は 1 万円程度であり、非常に安価です。
そのため、初学者の最初の 1
台や、予備としてギターケースに忍ばせておくような用途を考えている方には、B1
FOUR をおススメします。
Helix を導入したいけど大きくてボードに組み込めないというギタリストも多かったはず。HX Stomp なら新規導入はもちろん、すでにボードを構築されている方にもベストマッチ。最上級の音質はもちろん、操作性、視認性においても秀でた、マルチストンプの決定版です。
最後に
今回は、安価で質の高い音色を有しているマルチエフェクター、ZOOM B1 FOUR
を紹介させて頂きました。
B1 FOUR は、豊富なエフェクトと便利機能を備えており、1
台持っていれば練習環境を完結させることができる素晴らしいマルチエフェクターです。
価格は非常に安価であり、初学者が持つにもハードルが高くない点も評価できます。
音質的にも十分実践で活躍できるレベルです。
様々なエフェクターを持つのも良いですが、エフェクターを検討する際にマルチエフェクター
1 つの候補として検討してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
話題のベース用マルチエフェクター。70
を超えるエフェクト・アンプモデルに加え、ドラムマシン、ルーパーなど画期的な機能が満載。ギグバッグのサイドポケットに納まるコンパクト設計ながら、無限の可能性を秘めたベース用マルチです。
52 エフェクト・6 アンプモデル搭載のベース用マルチストンプ MS-60B。1
台でロック、ジャズ、フュージョン、ファンク、ソウル、レゲエなど、あらゆるジャンルのベースサウンドに対応する充実のラインナップを取り揃えています。
Helix を導入したいけど大きくてボードに組み込めないというギタリストも多かったはず。HX Stomp なら新規導入はもちろん、すでにボードを構築されている方にもベストマッチ。最上級の音質はもちろん、操作性、視認性においても秀でた、マルチストンプの決定版です。
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