オーディオインターフェースは DTM 用途で必要不可欠な機材ですが、近年では PC
で音楽を聴く場合や配信などを行う場合にも必要不可欠な機材となりました。
そんな中で、YAMAHA AG03
はその優れたユーザビリティで配信向けオーディオインターフェースとして不動の地位を確立しました。
そして、YAMAHA AG03 はこの度 MK2
にアップグレードされ、より強力になることが発表されました。
今回は、YAMAHA AG03MK2 について解説していきます。
AG03MK2
AG03MK2 は厳選された多様な入出力、DSP エフェクト、Loopback
機能、それらすべてを直接的に・簡単にコントロール可能な配信向けオーディオインターフェース
AG03 の後継機種です。
通常のオーディオインターフェースと異なりミキサー型を採用することで、あまり機材に詳しくないユーザにも直感的な操作が可能です。
新たな配信スタイルに対応するための 4
極ミニ入出力端子やライブ配信において必須であるミュートボタンを搭載し、内部回路への供給電力の向上による音質改善が施されています。
AG03MK2 はこれまで配信シーンで活躍してきた AG03
同様に、間違いなく今後の配信シーンに欠かせないものとなるでしょう。
価格は 20,000
円前後となりますが、ミキサー型の操作系と堅牢なメタルシャーシを採用していることから考えても、非常にコストパフォーマンスに優れたオーディオインターフェースということができます。
AG03MK2 は、厳選された多様な入出力、DSP エフェクト、Loopback
機能、それらすべてを直接的に・簡単にコントロール可能なミキサー型製品へより高いレベルで落とし込まれた
AG03 の後継機種です。 AG03MK2
は、好みのマイクやヘッドセットと組み合わせ、あなた好みの配信環境構築に最適なライブストリーミングミキサーです。
配信向けオーディオインターフェースの定番
AG03MK2 は厳選された入出力を持つ (写真は AG03) |
AG03MK2 には、好みのコンデンサーマイクを接続可能なマイク入力に加え、ギター
(HI-Z) /
ライン楽器を接続可能な入力端子、さらにはスマートフォン用にアップグレードされた4極ミニ入出力(TRRS)端子が搭載されています。
もちろん従来機と同様に Loopback (ループバック) モードで USB
で接続された機器からの音声を配信音に加えることも可能です。
これらの入出力をミキサー型の操作系で直感的に操作できることが、AG03MK2
の最大の特徴となります。
配信などでなかなかオーディオインターフェースの操作に集中できないときほど、この恩恵は大きくなります。
優れたスマートフォンとの接続性
AG03MK2 はスマートフォンとの接続性が抜群 (写真は AG03) |
AG03MK2 の特徴として、優れたスマートフォンとの接続性が挙げられます。
これにより、出先での配信やレコーディングが容易に可能となります。
ほかのオーディオインターフェースではスマートフォンとの接続が安定しなかったり、そもそもスマートフォンとの接続が不可能だったりするので、この点は
AG03MK2 の優れた点と言うことができます。
高い携帯性
別売りの AG03MK2 用キャリングケースを使用すれば持ち運びも快適 (写真は AG03) |
AG03MK2 の特徴として、高い携帯性が挙げられます。
スリムで洗練されたボディは置き場を選びません。
また、メタルシャーシを採用した筐体は堅牢であり、多少雑に持ち運んでもびくともしません。
さらにモバイルバッテリーと組み合わせて使えば場所を問わずあなたのためのミニマルなレコーディング環境や配信環境を構築することが可能です。
また、YAMAHA AG03MK2
向けのキャリングケースも販売されているので、持ち運びの際はこちらを導入するとさらに便利になります。
AG03 の活用事例
私自身は、前期種の AG03 のユーザです。
私は基本的に配信をしないのでレコーディング用途となりますが、使用用途が合致するようであれば参考にしてみてください。
最新機種の AG03MK2 でも、もちろん AG03 同様の使い方が可能です。
レコーディング・演奏動画
AG02MK2 は操作しやすいフェーダーを搭載している点も特徴 (写真は AG03) |
AG03 の高い携帯性を活かして、出先でのレコーディング・演奏動画に活用することが可能です。
私の場合は電子ドラムを設置している環境が自宅ではなく、会社の倉庫を間借りしているため、PC や機材などの設置が難しい状況にあります。
そのため、AG03 を持参してスマートフォン (iPhone SE) と接続することで、簡易的に録音環境を構築しています。
また、マイクスタンドを利用して自分の頭上にスマートフォンを設置すれば、俯瞰動画を簡単にとることができます。
もちろんこの際録音される音は、AG03 を通過した音になるのでクリアな音質で録音可能です。
最後に
今回は、YAMAHA AG03MK2 について解説させて頂きました。
配信向けオーディオインターフェースとしての地位を築いた先代の AG03 の特徴を継承しブラッシュアップした AG03MK2 は、間違いなく今後の配信シーンに欠かせないものになるでしょう。
また、コンパクトで初心者にも分かりやすいミキサー型のインターフェイスなので、普通にオーディオインターフェースとして使用する場合にもおススメです。
AG03 を所有している私としては大きな変化点がないので乗り換える予定は今のところありませんが、初めてオーディオインターフェースを購入される方には非常におススメできる製品です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
AG03MK2 は、厳選された多様な入出力、DSP エフェクト、Loopback
機能、それらすべてを直接的に・簡単にコントロール可能なミキサー型製品へより高いレベルで落とし込まれた
AG03 の後継機種です。 AG03MK2
は、好みのマイクやヘッドセットと組み合わせ、あなた好みの配信環境構築に最適なライブストリーミングミキサーです。
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