ストラトキャスターにはシンクロナイズドトレモロが搭載されています。
稼働範囲は近代的なトレモロに劣るものの、トレモロを使用することで演奏の幅は間違いなく広がります。
しかし、シンクロナイズドトレモロの問題点の一つに、アームを最適な位置に固定することが難しい点が挙げられます。
最適な位置でトレモロアームを固定できないと、トレモロアームがトーンノブなどに引っ掛かってここぞというときにアーミングができないこともあり、演奏に支障をきたす場合がります。
今回は、そんなシンクロナイズドトレモロの問題点の一つを解決することができる、Montreux
Arm tension spring with bearing を紹介していきます。
この商品を使用することで、トレモロアームを最適な位置に固定することができます。
Montreux Arm tension spring with bearing
Montreux Arm tension spring with bearing |
Montreux Arm tension spring with bearing
は、ボールベアリングとスプリングというシンプルな部品で構成されています。
スプリングをトレモロブロックのアームホールに入れることでガタツキやゆるみを軽減することができ、さらに
5/32" (約 4 mm 径)
のボールベアリングによってアームの稼働をスムーズに保ちます。
価格は 600 円程度と非常にお手頃なので、気軽に導入することが可能です。
スプリングをトレモロブロックのアームホールに入れることでガタツキやゆるみを軽減することができ、さらに 5/32" (約 4 mm 径) のボールベアリングによってアームの稼働をスムーズに保ちます。
取り付けは非常に簡単
Arm tension spring with bearing の取り付けは非常に簡単で、シンクロナイズドトレモロのアームホールにスプリングとボールベアリングを放り込んだ上からトレモロアームを装着するだけです。
メーカの推奨としてはボールベアリングを入れてからスプリングを入れる順番が推奨されていますが、好みのアーミング感覚になる順番でセッティングを行えばいいと思います。
ボールベアリングをアームホールに入れる |
ボールベアリングは机の上に放置しておくとすぐに転がって無くなってしまうので、開封後すぐにセッティングすることをおススメします。
スプリングをアームホールに入れる |
トレモロアームを任意の位置で固定
Arm tension spring with bearing を取り付けたら、あとは任意の位置にトレモロアームを持ってくるだけです。
Arm tension spring with bearing にてトレモロアームを固定 |
この時、いつものようにトレモロアームをねじ込みすぎないように注意してください。
アームホール内に Arm tension spring with bearing が入っているので、トレモロアームを無理にねじ込んでしまうと最悪ネジ山の破損に繋がります。
持ち運び時にアームを取り外す場合は注意が必要
アームを取り外すとスプリングとボールベアリングが出てきてしまう |
Arm tension spring with bearing を取り付けている場合、もちろんアームを取り外すとスプリングとボールベアリングが出てきてしまいます。
そのため、持ち運び時にアームを取り外す場合には注意が必要です。
私の場合はアームを反対側に回転させてあまり張り出さないようにしてケースに収納して持ち運ぶので問題ありませんが、ギターのことを考えるとトレモロアームは取り外して持ち運んだ方が良いことに間違いありません。
最後に
Arm tension spring with bearing は シンプルな構成ながら効果は抜群 |
今回は、最適な位置でトレモロアームを固定することができる Montreux Arm tension spring with bearing を紹介させて頂きました。
スプリングとボールベアリングというシンプルな構成でトレモロアームを固定するので、不具合が発生することもありません。
まさに、柔軟な発想が生んだアイデア商品ということができると思います。
価格も非常にお手頃なので、気になる方は一度試してみることをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スプリングをトレモロブロックのアームホールに入れることでガタツキやゆるみを軽減することができ、さらに
5/32" (約 4 mm 径)
のボールベアリングによってアームの稼働をスムーズに保ちます。
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