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エレキギターやベースを鳴らすためには、一般的にアンプが必須とされており、入門時に買っておくものという認識が強いと思います。
私自身もそれに倣い、ベースを始めたときは 15 - 30 W
のベースアンプを所有していました。
しかし、現在の私個人としては自宅用のアンプは必須ではないという認識を持っており、さらには購入する必要すらないと考えています。
今回は、自宅用のアンプが必須ではない理由と、自宅でのベストな練習環境の構築について、私なりの考えを紹介していきます。
自宅用アンプが必須ではない理由
私なりにエレキギターやベースを練習するうえで、自宅用のアンプが必須ではない理由を考えてみたので、いくつか挙げていきます。
もちろん、環境によっては当てはまらない方もいると思うので、各項目を確認して自身に当てはまるかどうか確認いただければ幸いです。
アンプを鳴らす環境構築が難しい
日本の住宅環境はアンプを鳴らすには不向き |
次項以降にも関係してきますが、自宅アンプが必須ではない最大の理由は「アンプを鳴らす環境構築が難しい」点にあると思います。
日本の住宅環境では、一軒家の場合でも近隣の住宅との間隔が狭い場合が多く、マンションやアパートの場合は言うまでもありません。
せっかくアンプを買ったのに、アンプを鳴らす環境を構築できないのであれば、無駄な買い物になってしまいます。
不十分な音量での練習は逆効果
アンプを鳴らすと苦情が来るので、音量を極力絞って練習しようと考えたとします。
色々な考え方があると思いますが、私個人としては不十分な音量でのギターやベースの練習は逆効果であると考えています。
不十分な音量では自身の弾いた演奏の細かいニュアンスを感じ取ることができず、自分の癖や失敗を認識することが難しくなります。
また、十分に音を聴き取れないと無意識に奏者側で音量を稼ごうとしてしまい、不要な力みが発生してしまうことがあります。
変な癖や力みが身に付いてしまうのを防止するために、不十分な音量での練習は控えた方が良いでしょう。
家族や近隣住民と良好な関係を保つことも大切
周囲の理解を得られない状況では楽器の練習が難しい |
どれだけ音量を絞っても、アンプ鳴らしていると音漏れが発生してしまうものです。
特にもベースアンプから発せられる音は、隣室に間違いなく聴こえていると思った方が良いでしょう。
音漏によって近隣住民や、家族にストレスかけてしまうと、楽器を弾くことを控えるように言われてしまうこととなります。
そんな状況になってしまうと、マンションなどでは楽器を持っているだけでクレームが来てしまうことさえあります。
周囲との関係が崩れて良好な環境で練習出来なくなってしまう前に、周囲を気遣ってアンプでの音出しを控えたり練習時間を選定したりした方が、結果として自分自身と周囲にとって最良の結果になることと思います。
アンプの代わりに音を出す方法
快適な練習環境の構築は楽器上達の早道になる |
ギター・ベースアンプの代わりに出音を聴く方法ですが、いくつか候補があります。
前提としてギターやベースの音をヘットフォンを通して聴くことになりますが、周囲への音漏れは生音だけになるので、極限まで周囲への音漏れを防ぐことができます。
もちろんスラップやタッピングなどの打撃を伴う奏法の場合は生音も大きくなるので、そういった奏法は深夜の練習を控える等の配慮が必要です。
アンプシミュレータを搭載したマルチエフェクター
お手軽さと実用性を兼ね備えた方法が、アンプシミュレータを搭載したマルチエフェクターを使用する方法です。
最近のマルチエフェクターは、アンプシミュレータだけでなくリズムマシンや AUX IN
を備え、それらをヘッドフォンからまとめて出力が可能です。
そのままライブやスタジオに持っていくことも可能なので、非常にコストパフォーマンスに優れています。
お手軽なアンプシミュレータを搭載したマルチエフェクターとしては ZOOM
社のものが挙げられます。
コンパクトなサイズに大きな可能性を秘めた ZOOM のマルチエフェクター G1
FOUR。60 種以上の想像力を刺激するエフェクトや、13
種のアンプモデル、ルーパー、リアルなドラム音源を使用した 68
種類のリズムパターンを搭載。
話題のベース用マルチエフェクター!70
を超えるエフェクト&アンプモデルに加え、ドラムマシン、ルーパーなど画期的な機能が満載!ギグバッグのサイドポケットに納まるコンパクト設計ながら、無限の可能性を秘めたベース用マルチです。
ZOOM のマルチエフェクターについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
お手軽な amPlug
練習という面では amPlug も非常におススメできる製品です。
比較的安価で場所も取らない製品の性質から、導入も非常に容易です。
また、リハーサルの待ち時間などにも活用できるので、今後別な練習環境を構築していった場合も無駄になりません。
ギターに直接プラグインできるカジュアルさ、アナログ回路にこだわった本格サウンドの
amPlug。AC30 トップ・ブースト・サウンドが得られる “AC30”
タイプです。リバーブ、ディレイ等 9
種類のエフェクトを搭載。楽しさに更に磨きがかかっています!
ベースに直接プラグインするベース用のヘッドホンアンプ。真空管アンプのサウンドを再現するだけでなく、9
つのリズムパターンも搭載しています。
amPlug については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
オーディオインターフェイス
PC
やプラグインなどの費用は掛かりますが、恐らく最良の選択肢がオーディオインターフェイスの導入です。
エフェクターなどを通した楽器を接続することで、直接出音を聴くことができます。
さらに、Amplitube や helix native
などのアンプシミュレータのプラグインを導入することによって、PC
上でアンプサウンドを再現することも可能です。
音量を上げられない環境ではオーディオインターフェイスを利用してヘッドフォンから出音を確認する方法が良いでしょう。
初心者には導入のハードルが少々高い点が難点ですが、DAW
ソフトなどを併用することでレコーディング環境を整備することができ、今後の音楽活動の幅が圧倒的に広くなります。
入門に最適なオーディオインターフェイスとしては、UR22C が挙げられます。
スタンダードなオーディオインターフェイスである
UR22C。ハイクオリティな入出力、プログレードのコンポーネント、DSP
エフェクトと Mac / Windows / iPad
対応。これらすべてをコンパクトなボディに集約しています。あらゆる場所があなたのレコーディングスタジオです。
UR22C については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
最後に
今回は、自宅用のアンプが必須ではない理由と、自宅でのベストな練習環境の構築について、私なりの考えを紹介させて頂きました。
日本の狭い住宅環境では大音量でアンプを鳴らすことが難しいのが現実です。
十分な音量を確保できない練習は逆効果であるうえ、無理に音量を上げようものなら周囲の人間関係を悪化させてしまう場合すらあります。
そのため現代のベストな練習環境とは、マルチエフェクターやオーディオインターフェイスを利用してヘッドフォンで出音を確認するような環境であるということができます。
特にもオーディオインターフェイスを利用した環境を構築できれば、今後の音楽活動の幅が圧倒的に広くなります。
自宅の練習環境を模索している方は、是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コンパクトなサイズに大きな可能性を秘めた ZOOM のマルチエフェクター G1
FOUR。60 種以上の想像力を刺激するエフェクトや、13
種のアンプモデル、ルーパー、リアルなドラム音源を使用した 68
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を超えるエフェクト&アンプモデルに加え、ドラムマシン、ルーパーなど画期的な機能が満載!ギグバッグのサイドポケットに納まるコンパクト設計ながら、無限の可能性を秘めたベース用マルチです。
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