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意外と多い新社会人が抱える負債…計画的に返済しよう!


社会人なりたての時期といえば、学生時代から大きく環境が変わり、これからの生活に大きな期待を抱いている時期だと思います

しかし、実際に新社会人だった時期の自分や周囲を思い返すと、大きな期待を抱きながらも多くの負債を背負っている人の方が圧倒的に多かったと思います

今回は、新社会人が抱えがちな負債と、返済地獄に追われないようにするポイントについて解説していきます。

新社会人全員に、今回挙げる負債全てが当てはまるわけではありませんが、抱えた負債はその後の人生に大きく響きます

負債が増えていってしまう前に、早めに対策していきましょう

抱えがちな負債

新社会人が抱えがちな負債を、いくつか例を挙げて紹介していきます。

全てが全員に当てはまるわけではありませんが、是非確認してみてください。

奨学金

奨学金は現代の新入社員を最も苦しめる負債の一つ
奨学金は現代の新入社員を最も苦しめる負債の一つ

現代の新社会人が抱える負債の代表例と言っても過言ではないのが、奨学金です。

私立大学が乱立し、本人が望めば大学に進学することができる全入の時代ですが、学費や生活費を学生全員が自身で工面できるわけではありません

そのため、多くの学生が奨学金を借りて大学生活を送っているというのが現実です

奨学金という名前がついているので忘れがちですが、奨学金は学資ローンであり、明らかな負債です

人によって額は様々ですが、長期にわたり返済していくケースが大多数を占めるので、その負担は非常に大きいということができます

奨学金の返済負担を軽減するために

奨学金の負担を軽減するポイントですが、学生時代に借りた分をすべて使うのではなく、できるだけ借りたお金が残るように温存しながら使っていくことです

学生の本文は勉強ですので、奨学金を借りて勉学に集中することはとても良いことです

しかし、学生といえどもアルバイト等でわずかながらでも収入を得ることはできるので、そこで手に入れたお金を全て遊びに投ずるのではなく、少しでも貯蓄し、将来の奨学金の返済を楽にしましょう

国民年金保険料

学生納付特例制度を利用した場合は 国民健康保険料の猶予分も負債の一つ
学生納付特例制度を利用した場合は
国民健康保険料の猶予分も負債の一つ

こちらは正確には負債ではありませんが、学生時代に国民年金保険料を、学生納付特例制度を利用して納付を猶予してもらっている場合、社会人になった後に納付する必要があります

学生納付特例制度で納付を猶予してもらえる期間は、納付タイミング (初回は 20 歳の誕生月からスタート) から 10 年間であり、この期間を過ぎると納付することはできません

学生納付特例制度を利用して納付を猶予された国民健康保険料の納付は強制ではありませんが、将来もらえる国民年金保険料に影響が出るので、追納するようにしましょう

国民年金保険料の追納負担を軽減するために

国民健康保険料の追納負担を軽減する方法ですが、納付タイミングから 10 年猶予してもらえるという制度を利用して、長い期間を掛けて少しずつ追納する方法がおススメできます

10 年間で在学期間 (2 ~ 4 年) の国民健康保険料を納めると思えば、かなり心積もりとしては楽になるのではないでしょうか。

私の場合は学生納付特例制度で納付を猶予して頂いた国民年金保険料が月々約 1.5 万円を大学・府大学院の計 4 年間だったので約 72 万円になりました。

10 年で割ると年間 7.2 万円を捻出することができれば良いので、少し節約をすれば何とかなる金額に思えてくると思います

ちなみに私は猶予期間いっぱいの 10 年目から追納を決心したので、現在も非常に厳しい返済に追われています。

私のようにならないように、早い時期から国民年金保険料の追納をするようにしましょう

自動車ローン

地方勤務では自動車ローンも重くのしかかる
地方勤務では自動車ローンも重くのしかかる

自動車ローンについては首都圏在住の方には縁遠い話かもしれませんが、地方在住の身としては避けて通ることのできない負債になります

私自身も学生時代は首都圏にいたため、自動車は過ごし方によっては不要だと考えていましたが、実際に地方配属になったときすぐに自動車ローンを組んで自動車を購入しました

自動車の値段はピンからキリまでですが、同期をみると新入社員の時点で 200 万円ほどの自動車ローンを組んでいる人が多かったと記憶しています

自動車ローンの返済負担を軽減するために

当たり前の話ですが、自動車は買えば買うほど費用がかさみます

そこから導き出せる結論は、20 年、いや 30 年乗れる車を買うことが返済の負担を軽減する最大の方法だと考えています

自動車の寿命は 10 年 or 10 万 km というのが通説ですが、実際に乗ってみるとそんなことはありません。
自動車の買い替えタイミングは所有者の飽きや生活環境の変化に大きく左右されます

自動車のコストパフォーマンスを重視すると、狙いは新古車の普通車、もっと言うと税金面で 1.5 L 以下の排気量の自動車を選ぶことが最良の選択ということができます

その車をエンジンがダメになるまで乗り続けることができれば、自動車ローンの金利分の価値を見出すことができると思います。

また、自動車ローンを契約する先も重要になります。
社会人であれば労働金庫のマイカーローンは、金利が比較的低いのでおススメです


ちなみに私はおススメしている種類の車ではなく、維持費のバカ高い RX-8 を新入社員時代に購入し、現在も所有しています。

コストパフォーマンスとしては悪い車ですが、将来できるであろう家族の許しが降りている間は所有し続ける心積もりです。

長く所有する自信があるのであれば、自分が本当に欲しい車種を、ローンを組んで購入するというのも一つの選択だと思います

カードローン

安易な気持ちでカードローンを利用してはいけない
安易な気持ちでカードローンを利用してはいけない

最後はカードローンです。
普通に生活していればまずカードローンを組むことは無いと思います

しかし、新入社員時代といえば薄給の割に誘惑が多いものです。
意外とカードローンに頼ってしまうこともあると思います

私自身も、短期間ではありますがカードローンに頼らざるを得なかった時期もありました。

カードローンを組んでいるという話は、周囲でしたことも聞いたこともありませんが、意外と若い時期は生活費に困ってカードローンを組んでいる人も多いのではないかと思います

カードローンの返済負担を軽減するために

第一に、カードローンは金利が高いので、組まないように日々支出に気を遣うということが大切だと思います

どうしても生活のためにカードローンを組んでしまった場合は、翌月から節約を心がけて一日でも早く返済することを強くおススメします

返済地獄に陥らない為に

ざっくりと新社会人が抱えがちな負債についてこれまで解説してきましたが、ここからは返済地獄に陥らないように、日々心掛けていくべきことを挙げていきます。

ざっくりでも家計簿をつけよう

家計簿をつけることで毎月の収支を確認しよう
家計簿をつけることで毎月の収支を確認しよう

第一のおススメが、ざっくりでも家計簿をつけることです
家計簿をつけていないと、毎月の収支が黒字なのか赤字なのかわからなくなってしまいます。

家計簿をつけることで日々の収支を把握し、毎月黒字化できるように財務を健全化しましょう

家計簿をつけるのは大変ですが、そこはアプリの力を借りることで大幅に手間を簡略化できます

マネーフォワードというアプリが非常に優秀で、新社会人時代から今まで 5 年以上利用しています

基本的に無料で利用できますが、私はプレミアムサービス (月額 500 円) にも登録して利用するほどこのアプリを気に入っています

日々の支出、資産や負債の推移をしっかりと確認することができるので、非常におススメできるアプリです。


必要なものか見極める

買い物の際は本当に必要か否かを見極めよう
買い物の際は本当に必要か否かを見極めよう

社会人になると労働の対価として収入を得ることができます。

たとえ負債を抱えていようとも、一時的に手元に大きなお金が入るので、ついつい無駄遣いをしてしまいがちになります

物品購入の際には、将来にわたってそれが自身へ利益を生み出すことができるのか否かをしっかりと考えることが重要です

おススメの浪費対策としては、Amazon や楽天市場であれば欲しいものリストに追加して 1 月以上たっても購入意欲が衰えない場合は購入するなどルールを決めておくといいと思います

自動引き落としで一定金額を預貯金・投資口座へ

一定金額を毎月預貯金口座へ移動すると浪費の削減となる
一定金額を毎月預貯金口座へ移動すると浪費の削減となる

生活口座と預貯金・投資口座の分離は、お金を貯めることに対して非常に重要な要素であると考えています

毎月 1 万円など少額でもいいので、一定金額を預貯金・投資口座に入金しましょう

住信SBIネット 銀行を利用している場合、定額自動入金という手数料無料で一定額を自動で口座移動できるサービスがあるのでおススメです


また、併せて SBI証券の口座も開設しておくと、資産運用を円滑に行うことができるのでおススメです


最後に

今回は、新社会人が抱えがちな負債と、返済地獄に追われないようにするポイントについて解説させて頂きました。

人それぞれ当てはまる項目は異なっていると思いますが、現代の新社会人は多くの負債を抱えているという現実から目を背けてはいけません

特に奨学金のウェイトは大きく、人によっては 4 桁万円に到達することすらあります

私自身社会人 7 年目になりますが、ようやく負債が奨学金だけになったというタイミングです。

抱えた負債はその後の人生に大きく影響します
負債が増えていってしまう前に、早めに対策していきましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。

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