今回は、私が現在メインで使用している Line 6 HX Stomp
について紹介したいと思います。
私はベーシストですが、購入前まで私は 6 U
のラックシステムをメイン機材としていたため、機材運搬に物凄く苦労していました。
そんな中、HX Stomp を導入することで機材運搬のストレスから解放されました。
価格はまだまだ高価格ですが、Helix シリーズをはじめとして、Kemper
や Axe-Fx
などの優れたエフェクトシステムが販売されており、良い世の中になったものだと思います。
既に多くの人が HX Stomp
についてのレビューを書かれていますが、素人ベーシスト目線で紹介していければと思います。
最近発売された Line 6 POD Go
についても記事を書いているので、そちらも併せてお読み頂けると幸いです。
HX Stomp の特徴
HX Stomp は2018 年 10
月の発売からかなりの日数が立っているにも関わらず、かなりの人気を誇っています。
そんな HX Stomp は、小型でありながら優れた性能を持ったエフェクトシステムです。
Helix シリーズの音色を使用可能
HX Stomp は、Helix シリーズ全ての音色を使用することができます。
各種アンプからエフェクターまで、300
種類以上の音色が収録されています。
300 を超える様々な音色にアクセス可能 |
HX Stomp の場合他の Helix シリーズと異なり、最大同時使用数は
6個に制限されてしまいますが、他のエフェクターと使用することを前提にデザインされているため、必要十分といえます。
もちろんパッチとしてエフェクト構成を保存して呼び出すことができるので、一曲で大量のエフェクトを踏みかえるようなユーザでない限りほとんど不便は感じないと思います。
また、しっかりとパラレルパス (並列接続)
にも対応していて、幅広い音作りが可能です。
超軽量
HX Stomp の最大のメリットは、820 g という軽量さにあります。
通常のコンパクトエフェクター 2
個分の重量と大きさでこの多機能さは反則です。
私は HX Stomp をラックシステムに組み込んでいますが、重量の観点から Helix Rack
を購入する気は最初からありませんでした。
たしかに Helix Rack は多機能ですが 5.4 kg という重量を考慮すると、820 g の HX
Stomp に軍配が上がりました。
ラックシステムに組み込まれた HX Stomp |
もちろんエフェクターボードに組み込む際も、この 820 g
という重量は物凄く魅力的だと思います。
また、HX Stomp
一つを楽器ケースのポケットに入れて移動する際にもこの軽量さには非常に助かります。
Midi コントロールが可能
近年市民権を得た BOSS ES-8
をはじめとする MIDI 機能を備えたループスイッチャーで、他のエフェクターと併せて一括管理を行うことができます。
私の場合は HX Stomp
をラックシステムに組み込んでいるので、全てのコントロールを MIDI Commanderという Midi スイッチで行っています。
Helix Native を割引価格で購入可能
HX Stomp を購入すると Helix Native を割引価格で購入可能 |
HX Stomp を購入すると、Helix Native の購入割引を受けることができます。
Helix Native は DAW 上で使用できる Helix
のフルパッケージプラグインで、Helix シリーズの製品を持っていれば $ 99.99
(約 10,000 円) で購入できます。
Helix Native の通常価格が $ 399.99 (約 ¥43,000 円)
なので、割引を利用することで、購入価格をかなり抑えることができます。
ライブやスタジオには HX Stomp を持っていきますが、自宅ではもっぱら DAW
を立ち上げて Helix Native
を使用して練習やレコーディング作業を行っています。
Helix Native
を使用すれば、録音したギターやベースの生データに対してプラグインとしてエフェクトをかけることができます。
最後に
非常にコンパクトな HX Stomp |
今回は、私が現在メインで使用している、Line 6 HX Stomp について紹介させて頂きました。
HX Stomp は、優れた Helix シリーズの 300 以上もの音色を、820 g
という軽量ボディーに収めた驚くべきエフェクトシステムです。
既存のシステムを拡張したいユーザや、持ち運ぶ荷物を極限まで軽くしたいユーザに、非常におススメできます。
私自身も HX Stomp を導入することで、15 kg の機材群を 5 kg
程度のラックシステムにまとめることができました。
気になった方は、ぜひ最寄りの楽器店で実物を確認してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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