先日第 1 世代 iPhone SE から第 2 世代 iPhone SE に機種変更をして、私は大きな問題に直面しました。
第 2 世代 iPhone SE はフォンジャックを搭載していなかったため、社内で音楽を聴けなくなってしまったのです。
また、私の乗っている車は RX-8 という古い車であるため、Bluetooth で音楽を聴くことができない仕様になっています。
そこで、RX-8 のオーディオ入力 (フォンジャック) を利用して Bluetooth で音楽を聴くために、 JPRiDE JPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーを導入したのでご紹介したいと思います。
JPRiDE JPT1
JPT1 は JPRiDE ブランドの製品で、Bluetooth トランスミッター & レシーバーのどちらとしても使用可能な製品です。小型で邪魔にならず接続も簡単であり、非常に好感が持てる商品でした。
トランスミッターかレシーバーを選択可能
丁寧な説明書や必要十分な配線が同梱されている |
JPT1 は、トランスミッターかレシーバーを選択して使用することができます。
トランスミッターかレシーバーを選択できるということは、JPT1 の応用の幅はかなり広いということができます。
私のように車で Bluetooth レシーバーとして使うこともできますし、PC の音声出力に接続して Bluetooth スピーカに接続するために使用することも可能です。
他社製品でも同様の 1 台 2 役の製品はいくつか販売されているようですが、JPT1 は 3,500 円程度と他社よりも安価な価格設定となっています。
小型で邪魔にならない
購入するまで JPT1 のサイズ感が分からなかったのですが、JPT1 のサイズは 43.8 mm x 43.8 mm x 12.4 mm とかなり小ぶりとなっています。配線と比較すると JPT1 の小ぶりさが分かる |
私の場合車内の小物入れスペースへの設置となりましたが、これだけ小ぶりだと全く邪魔になりません。
設置場所を選ばないので、車内や室内のどこにでも設置することができます。
外観も非常にシンプルで仕上げもよく、デザイン性にも優れていると思います。
接続も簡単
接続も非常に簡単で、電源ボタンを長押しするだけで簡単にペアリングモードに移行し、あとは接続相手側から操作するだけです。一度ペアリングを確立してしまえば、あとは両方の機器の電源を入れるだけで接続されます。
トランスミッターとレシーバーの選択は、 設定が簡単な物理ボタンとなっている |
トランスミッターかレシーバーのどちらで使用するかについては、あらかじめ物理ボタンで決めておくだけなので、操作を迷うこともありません。
JPRiDE とは
JPRiDE ブランドについても調べてみましたが、株式会社エムピートレーディングのブランドになるようです。JPRiDE ブランドは、「ハイブランドの音質とクオリティ、ハイブランドに見劣りしない、魅力あるプロダクトだけを低価格で」とのコンセプトを掲げています。
株式会社エムピートレーディング自体についてはオーディオ機器等の企画・開発・販売を行う日本企業のようです。
少なくとも私の購入した JPT1 については品質や音質面からみて、そのブランドコンセプトをしっかり体現した製品だったと感じました。
RX-8 で JPT1 を活用
私の乗っている RX-8 は、約 10 年前に販売されていた車になります。その頃の車に搭載されていたカーナビは、携帯電話と Bluetooth でハンズフリー (電話応答) 接続はできるものの、音楽を再生することができない仕様のものが多かったと思います。
レシーバーとして使用
私の乗っている RX-8 の小物入れには、オーディオ入力用のフォンジャックが存在します。そこに JPT1 を接続し、第 2 世代 iPhone SE から Bluetooth 音楽再生を可能にしました。
常時給電で JPT1 を使用 |
給電についてはフォンジャックの横に給電用のシガーソケットジャックがあったので、そこから USB 変換プラグを用いて電源を確保しています。
JPT1 を車で使用する場合は常時給電できるようにしておくと、ストレスフリーで使用できるようになります。
私はシガーソケットジャックを別途使用したかったので、少し古いモデルですが、Logitec シガーチャージャー LPA-CC2U02S を使用しています。
カーナビのハンズフリーとの併用も可能
カーナビがハンズフリー機能のみで Bluetooth 接続を行うタイプの場合は、JPT1 との併用が可能です。これは、カーナビのハンズフリーには HFP というプロファイルが採用されている一方で、 音楽再生には AAC や SBC といったプロファイルが採用されているため、競合が起こらないからです。
そのため、ハンズフリーはカーナビ、音楽再生は JPT1 という住みわけが簡単に可能となります。
カーナビと JPT1 の併用も可能 |
第 2 世代 iPhone SE の車内への設置については、VANMASS Gravity car mount を使用しています。
音質は問題なし
私の RX-8 には、純正の BOSE サウンドシステムが搭載されていますが、車内で音楽を聴いてみた限り、有線接続と比較しての音質の劣化は認められませんでした。ハイエンドなオーディオ環境では、Bluetooth 接続なので音質劣化を感じることもあるかもしれませんが、少なくとも車内で音楽を聴く分には必要十分です。
もしも多少の音質劣化があったとしても、ワイヤレス接続で音楽を楽しむことができる利点の方がはるかに大きいです。
最後に
今回は、JPRiDE JPT1 Bluetooth トランスミッター & レシーバーをご紹介させて頂きました。JPT1 は製品の品質や質感、性能からみても、とても素晴らしい製品だと思います。
RX-8 で再び音楽を楽しめるようになったので、非常に快適に車内で過ごすことができます。
無論、運転中のスマートフォンの操作は禁止されており大変危険です。
スマートフォンの操作は停止中に行うよう、徹底しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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