今回は、私が所有しているベースの中で一番気に入っている Fender JB75-US/FC を紹介したいと思います。
現在 5 本ほどベースを所有していますが、最も稼働率の高いベースで、見た目も音もかなり気に入っています。
限定モデルのなかなか珍しい仕様ではありますが、Fender JB75-US/FC の魅力をお伝えできればと思います。
JB75-US/FC
マッチングヘッドにブロックインレイ…ネックバインディングなど、私が求めた要素が全てそこにありました。
購入したのは 2015 年くらいで、生産時期が 2008 年くらいだったこともあり、ヤフオクで状態の良い中古を探して購入しました。
Fender Japan の限定モデル
オリジナル状態の Fender JB75-US/FC |
Fender JB75-US/FC は、Fender Japan 製の JAZZ BASS で、USA 製のピックアップを搭載した上位モデルとなります。
2008 年位の価格で 150,000 円程と、Fender Japan 製の JAZZ BASS としては高価な物だったようです。
カラーは、ブラックとホワイト、ブルー、レッドそしてナチュラルが存在していたようですが、カタログ外の神田商会限定モデルに位置付けされているため、情報があまり残っていません。
マッチングヘッドとブロックインレイ
通常の 75 年仕様の Fender JAZZ BASS では、ネックバインディングとブロックインレイのみの採用であり、マッチングヘッドは採用されていません。JB75-US/FC ではマッチングヘッドが採用されており、そこが一番の特徴となっています。
ありそうでなかったマッチングヘッドとブロックインレイの組み合わせ |
ありそうでなかったこの組み合わせは、見る人に非常に引き締まった印象を与えることができます。
USA 仕様のピックアップ
通常の JB75-US でもそうですが、本家 Fender (USA) のピックアップが装着されております。必ずしも本家 Fender (USA) のピックアップがいいというわけではありませんが、非常にパワフルでヌケの良い音が出力されます。
ただし、75 年製の JAZZ BASS の音ではありませんので、そのような音を求めている方にはマッチしない可能性があります。
カスタムについて
JB75-US には、マッチングヘッドにブロックインレイ…ネックバインディングなど、私が求めた要素が全てそこにありました。しかし、どうしても追加したい要素があり、個人的なカスタムを施しています。
ハードウェアを全てゴールドパーツに変更
ハードウェアを全てゴールドパーツに変更した JB75-US/FC |
個人的にハードウェアはゴールドパーツに統一したいという思いがあり、背面のネックプレート以外はビスの一本までゴールドパーツに変更しています。
人によっては「下品」と感じるかもしれませんが、私の好み的にはドストライクです。
マッチングヘッドとゴールドパーツの組み合わせで、さらにヘッドが引き締まります |
リアブリッジカバーやコントロールプレートもゴールドパーツに変更 |
ちなみに、弦までゴールドに変更しています。
こちらの弦は、金メッキが施された OPTIMA のベース弦になります。
気になる方は、下記の記事も読んでみて下さい。
HIPSHOT BT2 を導入
元々 GOTOH のペグを取り付けていたので性能的には申し分なかったのですが、どうしても曲中にドロップ D チューニングに変更する必要に迫られ、HIP SHOT BT2 Bass Side GOLD を導入しました。なかなか使用する機会はありませんが、ここぞという時に威力を発揮するので、ペグを交換する際は低音弦側に採用しておくと物凄く便利です。
取り付けられたHIP SHOT BT2 |
HIP SHOT BT2 を動作させたところ |
HIP SHOT のペグは品質的にも優れているので、おススメです。
コンデンサは DEL RITMO Black candy に交換
正直コンデンサによる音の違いを聴きとれるほど私は耳が良くないのですが、一応交換しています。あくまで気休め程度かなと思いますが、Fender Japan 純正の小ぶりなコンデンサよりは気分的にマシかなという印象です。
最後に
今回は所有しているベースの中で一番気に入っている Fender JB75-US/FC を紹介してきました。既に生産が完了してかなり時間がたっているベースではありますが、その特徴的な外見から、好きな人には相当好かれるベースだと思います。
「こんなベースを探していた!!」という人の参考になれば幸いです。
コメントや twitter の DM などでご連絡頂ければ、ハードウェアの交換などについても詳しく回答致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
0 コメント