探し求めた金色の弦…
私は楽器のハードウェアをできるだけゴールドパーツに交換して、金色に統一しています。ある日、「せっかくなら弦も金色にしたい…」という欲求に駆られ、ネット上を探すも、金色の弦というものは一般的ではないので半ば諦めていました。
そんなときに OPTIMA という弦メーカの存在を知り、今では私の愛用弦の地位を不動のものとしています。
唯一無二の見た目に惚れる
下の写真は実際に愛用の JAZZ BASS に OPTIMA 弦を貼った写真ですが、正直物凄くかっこいいと思います。人によって感性は違うのでこれをかっこいいと思うかはそれぞれですが、この唯一無二の見た目は主張が強く、ステージでも目立つこと間違いなしです。
OPTIMA とは
私自身知らなかったのですが、OPTIMA は 100 年以上続くドイツのストリングスメーカのようです。また、日本ではマンドリンの弦として主流のメーカで、スタンダードな弦として認知されているそうです。
「ロングライフで、見た目にも優れた弦をどうすれば製造できるか?」という絶え間ない探求の元、金メッキを施した弦が生み出されたそうです。
そう、弦の金色は金メッキであり表面には本物の金がメッキ処理してあるのです。
金メッキによって、弦のロングライフ化を実現しています。
しかし、日本国内ではベース弦の流通はごく少量で、なかなか入手することができないというネックがありました。
サウンドハウスさんに取り寄せをお願いする
中々売っていないのなら…ということでサウンドハウスさんにメールでお取り寄せをお願いすると、快く引き受けてくれました。取り寄せて頂いた OPTIMA E-BASS 24K GOLD STRINGS 2299.L RL はサウンドハウスさんのレギュラーラインナップに追加され、いつでも購入することができるようになりました。
今現在私くらいしか買い手はいないと思うのですが、ラインナップに追加してくれたサウンドハウスさんには感謝しかありません。
この記事を読んで OPTIMA 弦が気になった方は、ぜひサウンドハウスさんから購入して売り上げに貢献していただけると幸いです。
実際に OPTIMA 弦を使用してみて
実際に OPTIMA 弦を使用してみての感想を書いていきたいと思います。見た目だけでなく、実使用でも物凄く "使える" 弦なので、ぜひ一度使用してみることをおススメします。
コーティング弦なのに通常の弦に近い触り心地を維持
コーティング弦と言えば、弦の周りに樹脂をコーティングしているものが多く、滑りやすい特殊な触り心地のものが多いです。しかし、OPTIMA は弦と同じ金属である金をコーティングしているため、通常の弦に限りなく近い触り心地を実現しています。
若干通常の弦よりもざらざらしているような触り心地ですが、あくまで金属の触り心地なので、通常の弦からの張替えでもほとんど違和感なく移行できます。
コーティング弦なのに弦アースもばっちりとれる
通常の樹脂コーティングの場合、弦アースが取れないというデメリットが存在しますが、OPTIMA なら問題ありません。金属である金をコーティングしているため、弦アースもばっちり取れます。
弦アースがしっかりとれるということはノイズに対して非常に有利となるので、コーティング弦にもかかわらずレコーディングなどでも使用可能です。
弦の持ちは他のコーティング弦と遜色なし
弦の持ちについてですが、樹脂のコーティング弦と遜色なく使用できます。樹脂コーティング弦にありがちなコーティング剥がれによるケバ立ちもなく、変え時まで使用できます。
因みに私は "死に弦派" なので、基本的に次回のメンテナンスまで同じ弦を張り続けますが、金メッキの剥がれなどが生じたことはありません。
メインは 3 ヶ月くらいで交換しますが、サブは約 1 年ほど張り続けています。
音色は見た目に反して案外落ち着いている
大事な音色については、見た目に反して落ち着いている印象でした。
感じ方には個人差がありますが、変なギラツキは少ないものの、上品な煌びやかさがあります。
「百聞は一見に如かず」ですので、ご興味がある方は実際に使用してみて音色を確かめてみてください。
最後に
今回は私が愛用しているベース弦の OPTIMA E-BASS 24K GOLD STRINGS 2299.L RL について紹介させて頂きました。非常に見た目も実用性も優れた弦なので、一度試して見られることをおススメします。。
また、サウンドハウスさんに取り寄せて頂いたものの、私一人では弦の在庫の回転が悪くご迷惑をかけてしまいそうなので、一人でも多くの OPTIMA ユーザが現れて頂けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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