見出しタグについて調べてみた
twitter でふと目に入ったツイートに、「<h2> タグについて書かれている記事はありませんか」というものがあったので、見出しタグについて調べてみました。私自身も、一つ前の記事からちょうど見出しタグを使用していて、確かに便利だけど「これって何か役に立つの?」と思っていたので、自分なりに色々調べてみることにしました。
見出しタグとは
見出しタグは、その名の通り html 上で見出しを定義するときに使用するタグです。Google Webmaster Central Blog によれば、「見出しを使用することで Google とユーザーの両方に、自分と Web サイトにとって重要な情報を伝えることができる。」と書かれています。
原文 “Headings give you the opportunity to tell both Google and users what’s important to you and your website.”
参照元: Holiday source code housekeeping: Website clinic for non-profits
それすなわち Google 先生がそう言うのだから、「SEO 的に効果があるのでは?」と私は思ったわけです。
SEO: Search Engine Optimization (検索エンジン最適化)
ちなみに結論から申し上げると、私個人として考えた結果は「SEO 的に、そこまで神経質になる必要はない 」との結論になりました。
見出しタグを使うとどんな表示になるの ?
おおよそのブログを書かれている方は、Blogger や WordPress などの出版ツールを使用していることと思いますので、html エディタに下記のタグを打ち込むと、このような表示に自動的に変わります。--------------------------------------------------
<h2>見出しサンプル</h2>
見出しサンプル
--------------------------------------------------<h3>見出しサンプル</h3>
見出しサンプル
--------------------------------------------------
見出しがレベルが上がるごとに文字サイズが小さくなっているのがわかると思います。
<h1> ~ <h6> まで使用可能ですが、ここではよく使用される <h2> と <h3> を例に出しています。
<h1> ~ <h6> まで使用可能ですが、ここではよく使用される <h2> と <h3> を例に出しています。
見出しをうまく使用することで、簡単にブログの中に章 (<h2>) と節 (<h3>) を表現することができ、読者に対して非常に読みやすいブログにすることができます。
また、見出しタグの中に CSS コードを打ち込んでいくことで、アンダーラインが入ったりしたさまざまな見出しを演出することができます。
SEO 的に効果はあるの?
先ほども申し上げたように、私個人として考えた結果は「神経質になる必要はない」となりました。そう思った理由をいくつか挙げていきたいと思います。
Google などの検索エンジンは間違いなく見出しタグも利用しているが…
「神経質になる必要はない」などと書きつつも、間違いなく検索エンジン側はタイトルタグと見出しタグも利用して検索を行っています。しかしながら昨今の検索アルゴリズムは、間違いなく本文までくまなくキーワードを瞬時に検索しその傾向や発生頻度、閲覧回数などを収集して検索結果を表示していることと思います。
タイトルタグや見出しタグだけで検索エンジン側が検索をかけているのであれば、見出しタグに大量に同じワードを載せることでいとも簡単に検索トップになってしまいますが、そんなことはあり得ません。
むしろ、同一キーワードを大量に記載することに対するペナルティまであるとされており、重要なキーワードの密度は本文全体の 2 ~ 3 % でよいとする書籍も存在しています。
参照元: SEO Made Simple: Strategies For Dominating The World's Largest Search Engine
見出しタグも確かに大事ですが、SEO 的には本文全体を通してバランスよくキーワードを埋め込むことが重要となります。
それでは見出しタグの使用はテキトーでいいのか ?
テキトーで良いのかというとそうではないでしょう。なぜなら、我々が記事を読んでもらいたい対象は本来 Google のなどの検索エンジンではなく人間なのです。
適切に見出しタグを使用することで見やすいブログを作ることができ、集客やリピートに間違いなく繋がります。
閲覧回数が上がれば、自然と SEO 的な効果にも期待できます。
ついつい検索エンジンにブログを取り上げてもらうことを意識しがちですが、我々がブログを届けたい相手にうまく記事を見てもらうためにも、適切に見出しタグを使用することは非常に有効な手段になるはずです。
最後に
少し記事のボリュームが大きくなってしまいましたが、私自身ブログに関しては素人ですので間違った認識も多いかと思います。しかしながら、一応 Google scholar で論文検索までして、「神経質になる必要はない」と私なりの結論を導き出しました。
もちろん見出しタグを使用することで、読者に対して読みやすいブログを作成することができますので、見出しタグをぜひぜひご活用頂ければと思います。
ちなみに、見出しタグを活用することで私のブログにも目次機能が実装されました 。
「SEO 的に、そこまで神経質になる必要はない」と結論を出しつつも、私は読者に見やすいブログを作成するために見出しタグを活用していくことを心に決めました (笑)。
今回、見出しタグのほかにも SEO についても調べる機会を得られて、大変勉強になりました。
また、見出しタグを調べていく中で、見出しタグよりもタイトルタグと書き出しの数十文字が大切との情報もありましたので、また機会があれば書いていきたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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