Amazon で掘り出し物を発見! SAMSON Concert 99
先日ワイヤレスギターシステムを探しているとき、Amazon でものすごくお買い得なワイヤレスを発見しました。それは、国内ではあまり有名ではないのですが、SAMSON というメーカの Concert 99 です。
ただの格安ワイヤレスシステムかというとそうではなく、 RF フィールドサーチ機機能も備える中級以上のモデルになります。
Amazon で同社のエントリーモデル (Concert 88) の価格を調べると 1,5000 円程度となっており、価格の逆転が起こっています。
また、音楽系の機材が国内最安と思われるサウンドハウスさんでも 2,0000 円程度と、倍近くの価格設定となっていました。
ちなにみ SAMSON はアメリカのギターワイヤレスシステムの老舗で、向こうでは信頼されたメーカのようです。
現地アメリカアマゾンの価格も調べてみると、239.99 ドル (日本円で 2,6000 程度) に設定されているので、ただの格安ギターワイヤレスシステムではないことがわかります。
同梱物、スペックについて
同梱されていた内容物は下の写真のような感じでした。
私はラックシステム派なので、マウント金具が同梱されているのは非常にポイントが高いです。
チャンネルについては B 帯を使用するワイヤレスとしては最高の水準にいます。
外観はメタルシャーシなので少し重いですが、非常に丈夫そうな印象を受けます。
そして、私がこの製品を購入した最大の理由は RF フィールドサーチ機能を装備している点で、使用可能なグループを自動で判別できます。
実際に使ってみましたが、GROUP ボタンを長押しすることでしっかりと空いている周波数を見つけてくれます。
また、レシーバーで選定した設定は、赤外線でトランスミッター側にも反映させることができます。
以前 AKG のワイヤレスシステムを使用していた時に、混信に悩まされたことがあったので、この機能はワイヤレスシステムを選ぶときに必須の機能と言えます。
音質について
音質については、私が元々長いシールド (5 m 程度) よりもワイヤレスの方が音質が良いと思っている人間なので、全く問題ないと感じました。一応、SAMSON Concert 99 と 5 m のシールドを使用した際の周波数分布を貼っておきます。
まずは SAMSON Concert 99 の方で、60 Hz あたりをピークにして、16 kHz くらいまで伝送していることがわかります。
この考えは、アクティブサーキットを内蔵したベースと同じですね。
実際には出音が良ければ周波数分布なんて全く気にする必要はないのですが、どうせならロスの無い信号をアンプやエフェクターで調整できた方がいいと思います、
なので、私はシールドよりもワイヤレスシステム派です。
また、AKG のワイヤレスを使用していた時は、 RF フィールドサーチ機能がなかったせいかもしれませんが、時々ノイズが入りました。
しかし、SAMSON の Concert 99 では、今のところそのようなことはありません。
最後に
今回、SAMSON のワイヤレスシステムを導入しましたが、RF フィールドサーチ機能も備わっているので非常に満足しています。もう少しこれが良ければな…と思う点は、連続稼働時間が 8 時間と若干短いのが気になります。
もちろん、LIVE では直前に電池を交換するので問題ないのですが、私は普段の練習でもワイヤレスシステムを使っているので、できれば長時間稼働ができる方がありがたかったです。
また、対応しているフォン-MINI XLR ケーブルの、MINI XLR 側の配線が、通常のワイヤレスシステムと異なっているようです。
そのためワイヤレスシステム用のシールドを自作をするときは、注意が必要です。
いろいろ書いてみましたが、SAMSON Concert 99 をこんなに安く購入できる機会もそう無いと思いますので、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
(2019/5/27 時点で、この価格では残り 3 個です。)
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