私は、実家に帰った時に弾くためのエレキベースが無いと練習ができなくなってしまうので、飛行機にエレキベースを載せて度々帰省します。
いつも JAL 便を利用して実家に帰省しているので、JAL の「楽器とおでかけサービス」にはいつもお世話になっています。
今回は、JAL の「楽器とおでかけサービス」についてご紹介したいと思います。
「楽器とおでかけサービス」とは
「楽器とおでかけサービス」とは、JAL が公式に案内している楽器の機内への持ち込み、または荷物としての預け入れサービスになります。詳しくは下記の公式 HP を参照してください。
JAL 公式: 「楽器とおでかけサービス」
公式 HP を見てわかるように、バイオリンは機内への持ち込みケースが存在しますが、エレキギターやエレキベースなどの長さのある楽器は、荷物として預ける必要があります。
貸し出し用の「ギター、小型楽器用コンテナ」
長さのある楽器を荷物として預けるために、貸し出し用の「ギター、小型楽器用コンテナ」が用意されています。内部の写真は撮り逃しましたが、内部にはベルトが取り付けてあり、楽器が動かないように固定できるようになっています。
JAL の「ギター、小型楽器用コンテナ」 |
「ギター、小型楽器用コンテナ」があれば、荷物として楽器を預ける場合でも安心感があります。
「楽器とおでかけサービス」の注意点
「楽器とおでかけサービス」の注意点として、ご利用の空港に「ギター、小型楽器用コンテナ」が必ずしも用意されているとは限らないという点があります。公式 HP にも、下記のような一文が記載されています。
「ご搭乗日当日、ご出発空港のカウンターにて係員にお知らせください。(事前のご予約は承っておりません)」
なんと事前予約を行っていないので、搭乗直前にならないと「ギター、小型楽器用コンテナ」があるかどうかわからないのです。
この点は、頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。
「ギター、小型楽器用コンテナ」が無い場合
私自身も当日楽器を持って空港へ向かった後に、「ギター、小型楽器用コンテナ」が無かったことがありました。そんな時も、スタッフが梱包材でしっかりと包んでくれるので、安心して預けることができます。
実際に梱包材で包んで頂いた時の写真がこちらです。
梱包材で包まれたエレキベース |
親切なことに上面の指定までしてくれています。
この時は、ペラペラのソフトケースでの預け入れだったので少し不安でしたが、輸送による損傷は全くありませんでした。
飛行機に楽器を預けるときの注意点
JAL 以外の飛行機に楽器を預ける場合でも、楽器用コンテナを借りることができますが、空港について楽器用コンテナの空きがないという場合ももちろんあります。そんなときのために、注意しておいた方がいいことを挙げておきます。
楽器のケースはしっかりとしたものを用意しよう
楽器のケースはできるだけしっかりとしたものを用意しましょう。可能であればセミハードケースなどに入れておくと、非常に安心できると思います。
エレキベースの場合は、下記のようなセミハードケースを用意しておくと安心できるでしょう。
ケース生地には、表面には撥水加工を施した頑丈なナイロン素材を使用し、クッション材には、8mm厚のポリウレタンフォーム採用し、ケースの輪郭をしっかりキープしつつ、衝撃からあなたの大切な楽器を守ります。
また、セミハードケースに入れても心配な場合は、空いたスペースにタオルなどを詰め込んでおくと、楽器が中で動かなくなるのでおススメです。
万が一楽器が傷ついた時の保証は無い
飛行機に楽器を預ける際は、万が一楽器が傷ついた場合にも保証が無いことを念頭に置いておく必要があります。全ては自己責任になりますので、私のように薄手のギグバックで飛行機に預け入れることはおススメしません。
ギグバックやソフトケースでの預け入れはおススメしません |
私の場合、薄手のギグバックやソフトケースに楽器を入れて飛行機に載せても傷が付いたことはありませんが、保証が無いので高価な楽器を預け入れる際はある程度の覚悟が必要です。
最後に
今回は、JAL の「楽器とおでかけサービス」についてご紹介させて頂きました。「ギター、小型楽器用コンテナ」がある場合は、安心して楽器を預けることができます。
また、「ギター、小型楽器用コンテナ」が無い場合でも、空港スタッフがしっかりと梱包してくれるので、楽器に傷が付くことはほとんどありません。
ただし、楽器が傷ついた場合にも航空会社は保証してくれないので、その点は留意しておく必要があります。
楽器を持って長距離を移動する必要がある際は、非常に便利なサービスだと思うので機会があれば利用してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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