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各種ギタースタンドについて考えていく

ギタースタンドの必要性
ギターやベースを弾く人ならば、必ず何かギタースタンドをっていると思います。
自分の大切な楽器を床に直置きや壁に立てかけておくのは、転倒や踏んでしまうこともあるため非常に危険です。

必然的にギタースタンドに立てるか、ケースに入れて保管する必要があります。
ケースがハードケースで適切な管理を行っていれば、高い強度と湿度管理のしやすさから最高の保管環境となるでしょう。

しかしながら、ハードケースから練習のたびに楽器を取り出すのは非常に面倒であり、練習の機会を奪ってしまうことになりかねません。
そのために、常に手に取れる位置にギタースタンドで楽器を立てかけておくことは、上達への早道にもなります。

楽器の保護と練習へのアクセスを簡単にするために、ギタースタンドは必須のアイテムと言えるでしょう。
私の使用した感想を交えていくつかご紹介していきます。

立てかけ式
おそらく最もポピュラーなギタースタンドだと思います。
価格も安く、初めて手に入れたスタンドがこのタイプという人も多いでしょう。

最もポピュラーなギタースタンドというだけのことはあり安定感も良く、折りたためば比較的省スペースで収納できます。

構造もシンプルで壊れることがほとんど無いため、私自身も 15 年くらい使用し続けています。
一時的に楽器を置く場合は、これに勝るスタンドはありません。
このタイプのギタースタンドにスタンドブラを導入した記事も以前に書いています。
関連記事: ギタースタンド用スタンドブラジャー導入


釣り下げ式
ネックをもって楽器を吊り下げるタイプのギタースタンドです。
ネックへの負担が最も少ないギタースタンドと一般的に考えられています。
私個人としては、弦の張力のほうが圧倒的に強いので、そんなに関係ないのではと思っています。

数本同時に掛けられるタイプも存在しており、スペースの効率化に向いています。
また、どんなシェイプ (変形タイプ) の楽器でも吊り下げられる点も利点であるといえます。


現在では以降に紹介する複数立てかけ式を使用しているため、使用しておらず収納してあります。

折りたたみ式
折りたたみ式の簡易なギタースタンドです。



触れなければ安定して楽器を保持できますが、少しでも触れると安定感を失う少し危険なギタースタンドです。

ただし、ギタースタンドを持ち歩かなければならない状況では威力を発揮します。
私はスタジオやライブ会場への持ち込みのために使用しています (地方は人数分ギタースタンドが用意されていないスタジオのほうが多い印象があります)。

ボディのみを保持するので、ギタースタンドの中で最もネックへの負担が無いと思うのですが...しかし、あまりそういう目線で見られることは少ないギタースタンドです。

私は HERCULES / GS402BB を愛用していて、ライブやスタジオで使用しています。

複数立てかけ式
複数台立てかけられるタイプのギタースタンドです。
楽器を複数本所有している人には最も適しているギタースタンドでしょう。


設置に場所を取りますが、アコギやレスポールタイプのハードケース、ギグバックやソフトケースも立てることができるタイプもあり、総合的には省スペースになります。

私は K&M の 17534 を愛用しており、自信をもって最高のギタースタンドだといえます。 関連記事: これまでで最高のギタースタンド K&M 17534

ギタースタンド使用上の注意点
ラッカー塗装のギターを立てかける場合、ギタースタンドのゴムやスポンジで塗装が侵食されることがあります。
その場合は、別途スタンドブラが必須となります。

その他の注意点として、ギタースタンドの組み立てを説明書通りにしっかり行わないと、楽器を立てている最中に転倒する危険があります。
私自身、釣り下げ式のギタースタンドの組み立てに不備があり、ベースが落下して塗装を割ってしまったことがあります。

説明書にその注意書きは無かったのですが、レビューを見ると同様に楽器が落下してしまう人がちらほらいるようです。

最後に
ギタースタンドをいくつか紹介してきましたが、ご自身に合ったギタースタンドの選択に少しでも貢献できればと思います。

楽器の保護の観点でもスタンドは必要ですし。
さらには楽器へのアクセスが非常に簡単になるので、ご自身に合ったギタースタンドを選択して使用してもらえるいいと思います。


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