私はラックタイプやフロアタイプのチューナを主に使用していますが、やはりクリップチューナを一つ持っていると「今すぐチューニングしたいな」という時に役立ちます。
沢山のメーカがクリップチューナを発売していますが、その中で私が使用しているのは YAMAHA の YTC5 です。
YAMAHA の小型クリップチューナ YTC5 |
今回は、YAMAHA の YTC5 について、ご紹介したいと思います。
YAMAHA YTC5
私自身おそらく 15 年以上のベーシスト人生で、覚えきれないくらいたくさんのチューナを使用してきたと思います。チューナには初心者用のものからハイエンドのものまでいろいろありますが、基本的に機能は一緒です。
YAMAHA YTC5 は特筆して素晴らしい機能を持ったチューナではありませんが、視認性や扱いやすさ、そして 1,000 円前後という低価格から、非常におススメできるチューナであると言えます。
YTC5 を選択した理由
なぜ私が YAMAHA の YTC5 をチョイスしたのかというと、デジマート地下実験室〜地下18階「スカートが揺れるほどの爆音の中でクリップ・チューナーは機能するのか?」という記事で、「爆音下でもチューニングが可能」という実験結果が紹介されていたからです。バンドの練習中は準備中を含めて無駄な音を出さないように心がけてはいますが、周りが爆音の中でチューニングしなければならないことは多々あります。
そのため「爆音下でもチューニングが可能」という特徴は、想像以上にありがたい機能です。
小型ながらも視認性が高く、使いやすい液晶式クリップオンチューナーです。ギターはもちろん、ベース、ウクレレにも使えます。暗いステージでも見やすい「バックライト」機能、電池の消耗を防ぐ「オートパワーオフ」機能を搭載。
実際に使ってみると、ギターもベースも通常のセッティングなら、ある程度の爆音環境でもチューニング可能でした。
ただし、流石にベースの Low B 弦ともなると爆音環境でのチューニングが難しかったです。
もちろんラインから信号を取り出すタイプのチューナであればそんな問題は起こらないのですが、ベースでアン直とかになるとクリップチューナに頼ることになります。
視認性の高いシンプルなデザイン
YTC5 はデザインも非常にシンプルで好感が持てます。液晶も非常に視認性が高く、薄暗いライブハウスではもちろん、蛍光灯下でも十分な視認性を持っています。
蛍光灯下でも視認性が高い YTC5 |
また、機能がチューニング (A = 440 Hz) のみに限定されているため、操作系は背面の電源ボタンのみになり、誤操作の心配もありません。
YTC5 の操作系は電源ボタンのみで非常にシンプル |
実際に Jazz Bass に取り付けてみると
Jazz Bass のヘッドに実際に取り付けると、下の写真のような感じで視認性も抜群です。ライブハウスの暗いステージ上でも問題なく使用できます。
Jazz Bass のヘッドに取り付けられた YTC5 |
クリップの方向的は楽器のヘッド裏に取り付けた状態で、最もプレイヤーが視認しやすい方向になっています。
最後に
今回は、YAMAHA の YTC5 について、ご紹介させて頂きました。YAMAHA YTC5 は特筆して素晴らしい機能を持ったチューナではありませんが、視認性や扱いやすさ、そして 1,000 円前後という低価格から、非常におススメできるチューナです。
小型クリップチューナは、小型故に紛失しがちになりますが、1,000 円と安価に買いなおせる点も素晴らしいと思います。
※ 私も今の YTC5 は 2 個目になります。
YAMAHA の YTC5 は非常におススメですので、クリップチューナで何を買うか迷っている方がいたら、ぜひご検討してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小型ながらも視認性が高く、使いやすい液晶式クリップオンチューナーです。ギターはもちろん、ベース、ウクレレにも使えます。暗いステージでも見やすい「バックライト」機能、電池の消耗を防ぐ「オートパワーオフ」機能を搭載。
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