昨今では立てかけ式ギタースタンドは各社から販売されており、その価格も数千円から数万円まで幅広く用意されており、どれを購入すべきか迷ってしまうことと思います。
今回は、立てかけ式ギタースタンドの中で、私が愛用している K&M 17534 をご紹介致します。
K&M 17534 の特徴
立てかけ式ギタースタンドは各社から販売されていますが、普及率でいうと HERCULES STANDS GS523B が圧倒的だと思います。しかし、私としてはコンパクトさや使い勝手のよさから K&M 17534 に軍配が上がると思っています。
対抗馬となる HERCULES STANDS GS523B と比較しながら、K&M 17534 の特徴を述べていきたいと思います。
コンパクト
立てかけ式ギタースタンドは、ギターやベースを立てかけるとネックとヘッド分の長さが出るので、意外と奥行き方向のスペースを取ります。そんな奥行き方向のスペースを取りがちな立てかけ式ギタースタンドですが、K&M 17534 は写真のように奥行き方向が非常にコンパクトです。
奥行き方向が非常にコンパクトな K&M 17534 |
K&M 17534 の奥行き方向は 33.5 cm (楽器含まず) で楽器を立てかけた時の角度も浅めです。
一方普及している HERCULES STANDS GS523B の奥行き方向は 50 cm (楽器含まず) もあり、楽器を立てた時の角度もかなり深めです。
楽器を立てかけるとヘッドがさらに奥行き方向にせり出るので、立てかけ式スタンドの場合は K&M 17534 のように奥行き方向のスペースを抑えられるのは非常にメリットであると言えます。
楽器を立てかけたときの角度が浅めだとは言っても、楽器が触れる部分は弾力のある滑りにくい材料でできているので、安定感に関しても申し分ありません。
キャスターのオプション設定
K&M 17534 の最大のメリットは、純正オプションでキャスター K&M 17510 が用意されている点です。物凄く便利な純正オプションのキャスター |
なぜほかのスタンドにはオプションで用意がないのかと不思議に思う装備です。
純正オプションだけあって、フローリングの床では非常にスムーズに移動できます。
安定感に関しても、前述したとおり楽器が触れる部分は弾力のある滑りにくい材料でできているので、キャスター移動をしても全く楽器が不安定になることはありません。
立てかけ式ギタースタンドでは、接地面の掃除が大変になりがちになりますが、キャスターを装備した K&M 17534 では掃除も楽々です。
また、楽器を弾くときだけ自分の近くに引き寄せて、弾かない時は壁面に避けておくなど、フレキシブルな使用が可能です。
ギタースタンドを移動させるときに便利なキャスターです。キャスター全てにロック機能がついており、設置場所が決まったあとも、キャスターを取り外すことなく、その場でロックしてご使用いただけます。
ラッカー塗装にも対応
K&M 17534 の場合メーカサイトにラッカー塗装対応の記載があり、どんな塗装のギターでも立てかけることができます。
私もラッカー塗装の楽器を立てかけていますが、侵食を受けるようなことはありません。
※ 楽器のコンディションにもよると思いますので、デリケートな塗装の楽器は自身の判断で立てかけてください。
ちなみに、HERCULES STANDS GS523B ばかり比較してしまい申し訳ないのですが、こちらの場合ラッカー塗装に対応していません。
アコギにも対応
K&M 17534 は 4 本のギターを立てかけられるようになっていますが、一本は幅広サイズとなっておりアコギも立てかけたることができます。写真ではアコべですが、しっかりとホールドできています。
アコギやアコべにも対応 |
ちなみに、エレキが 5 本収納できる K&M 17525 やアコギが 5 本収納できる K&M 17515 があり、ご自身の用途によって選択可能です。
折りたたみも可能
他社製品でも大体の立てかけ式ギタースタンドは折りたたむことができますが、K&M 17534 ももちろん折りたたむことが可能です。もちろん使っていない時は折りたたむことも可能 |
私自身、購入からこれまで一度も折りたたんだことはありませんが、収納しなければならない時には便利です。
最後に
今回は、私が愛用している立てかけ式ギタースタンドの K&M 17534 をご紹介させて頂きました。多少値段は張りますが、キャスターのオプションがある時点で相当な強みであると思いますし。
コンパクトさや使い勝手のよさからもとてもおススメできる立てかけ式ギタースタンドだと思っています。
もし、立てかけ式ギタースタンドの購入で悩んでいる方がいたら、K&M 17534 をおススメします。
また、いろいろなタイプのギタースタンドの特徴やメリットについても紹介記事を書いておりますので、気になる方はそちらもご一読いただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
0 コメント